【コラム第105回】FIFAワールドカップブラジル大会開催

今月、世界最大のサッカーの祭典FIFAワールドカップが開催されます。日本はグループCに入り、日本時間6月15日(日)コートジボワールと初戦を戦います。前回大会ではベスト16位に入りましたが今大会は更に上位進出を期待しています。

新潟にゆかりのある選手では、2011年までアルビレックス新潟で活躍し、現在はブンデスリーガ・VfBシュトゥットガルトで活躍する酒井高徳選手が日本代表入りしました。新潟県出身者のワールドカップ出場は酒井選手が初めてです。またアルビレックス新潟で活躍している金珍洙(キム・ジンス)選手も韓国代表として選出されていましたが、怪我のため残念ながら出場できなくなりました。
酒井選手は「新潟県民を代表して頑張ってきたい」とコメントし、金選手は「韓国の代表、アルビレックス新潟の代表としていい活躍ができるよう頑張りたい」とコメントしていました。

酒井選手は三条市出身、地元のサッカークラブでサッカーに熱中する幼少期を過ごし、2006年に私が代表を務めるNSGグループの開志学園高校に入学。同時にアルビレックス新潟ユースに入団しました。高校時代から世代別代表入りするようになり、2010年に日本代表に初選出されます。
前回のワールドカップ南アフリカ大会では、サポートメンバーとしてチームに帯同しました。4年後の今大会で代表選出の夢を実現しました。新潟出身の代表選手。アルビレックス新潟が生まれる前の、新潟が「サッカー不毛の地」とか「スポーツ不毛の地」と言われていた頃には考えられなかったことではないでしょうか。
こうした背景に、アルビレックス新潟の活躍を心から願い自分の人生の喜びのように感じてくれるサポーターが大勢いてくださることがあるのはもちろんです。

アルビレックス新潟のJリーグでの活躍で、新潟の人達はトップレベルの試合を見られるようになりました。これに刺激を受け、サッカーはもちろんスポーツそのものの裾野が広がったと思います。プロのサッカー選手を目指す子供たちも増えました。今後さらにアルビレックス新潟が、日本代表選手やヨーロッパの強豪クラブ入りする選手を輩出していくことは間違いないと思います。
先日行われたサッカー女子アジアカップでは、なでしこジャパンが優勝しました。そこでも新潟にゆかりのある選手が活躍していました。アルビレックス新潟レディースの上尾野辺めぐみ選手と小原由梨愛選手、そして新潟県出身で昨年までアルビレックス新潟レディースでプレーしていた川村優理選手です。  
小原選手と川村選手は、NSGグループの新潟医療福祉大学の卒業生で、川村選手は開志学園高校の卒業生です。2015年のFIFA女子ワールドカップカナダ大会で、日本代表として選出される期待が高まります。

サッカー王国ブラジルで開催されるワールドカップ。新潟を日本のサッカー王国、スポーツ王国とするためにも、酒井選手の活躍に大いに期待したいと思います。                         〆