【コラム第5回】チームアルビレックス新潟

 新潟県は全国でも有数の豪雪地を抱え、新潟の文化と雪は密接な関係があり、ウィンターリゾートは新潟県の一つの大きな経済の柱です。

 幼少時代から活発に行われるスキー教育の成果は、競技スキー界に多くの選手を送り込んでいることでも実証されており、新潟県は全国有数のウインタースポーツ王国の一つと言われています。スノーボードにおいても、県内のスキー場はゲレンデの開放と設備の充実を積極的に行い、ワールドカップも開催され、さらに昨年は妙高において全日本スノーボード選手権も開催されました。

 1999年には、妙高にNSGグループの全日本ウィンタースポーツ専門学校を開校し、以来12名のプロスノーボーダーを輩出し、全日本スキーナショナルチームメンバー(スキー、スノーボード)も3名在学しています。全日本学生スノーボード選手権大会で前人未踏の団体優勝5連覇を達成するなど、在学中に参戦した各種大会においても、輝かしい実績を残し、新潟県でのウィンタースポーツの人材育成に貢献しています。

 こうしたことを背景に、昨年、“ウィンタースポーツ王国新潟”を支えるチームが発足されました。(財団法人新潟スキー連盟に平成16年9月加盟。) 
 チーム名を「チームアルビレックス新潟」とし、サッカーJ1チームである「アルビレックス新潟」、プロバスケットボールチームの「新潟アルビレックス」、プロチアリーディングチームの「アルビレックスチアリーダーズ」、陸上競技を中心とした「新潟アルビレックスランニングクラブ」と名前を共有しています。他チーム同様、新潟県を象徴するスポーツチームの一つとして広く県民の皆様より応援していただけたらと思っております。
 平成16年11月24日にはチームの物心両面にわたる支援を目的に「チームアルビレックス新潟後援会」も設立しました。今後はこの活動を長期的に安定して行うべく、運営母体会社の設立も考えています。

 この「チームアルビレックス新潟」のメンバーとして、スキーでは皆川賢太郎など日本のトップ選手が顔をそろえており、直近の2006年イタリア・トリノオリンピックやFISワールドカップの出場、中期的には2009年の新潟総合国体冬季競技会における上位入賞を県強化部と協力して目指すともに、スノーボードのプロ戦においての優勝も目標としています。同時に底辺拡大を目指すジュニア対策として、速くなりたい・強くなりたい・上手くなりたいという子ども達の“目標”や“憧れ”を身近な新潟県内で具現化したチーム作りを行いたいと思います。

 新潟県民の誰からも愛される強く魅力あるスキー・スノーボードのチームを早急に整備し、新潟発の「チームアルビレックス新潟」からトリノオリンピックやワールドカップ、スノーボードのプロツアーやビッグイベント等で活躍する選手を1日も早く生み出す所存です。アスリートの育成のみならず、安全で楽しいウィンタースポーツの普及活動にも取り組み、新潟県のウィンターリゾート活性化の一助にもなりたいと強く考えています。ぜひ、今後も「チームアルビレックス新潟」の活躍に注目してください。

池田 弘