【コラム第112回】2015年の年頭にあたって

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
新たな年も、良いことがたくさんある一年であってほしいものです。年頭にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

昨年私が有識者議員に就任した「まち・ひと・しごと創生会議」は、アベノミクス成長戦略「第三の矢」のど真ん中に位置づけられている会議です。本会議で私は、私が代表を務めるNSGグループが取り組んできたことを、論理的に整理して提言しております。
NSGグループはこれまで、新潟や福島を中心として教育や医療・福祉を中心に展開し、アルビレックスの各チームや総踊りなどの支援を行ってまいりました。さらにグループではベンチャーの育成を社是として掲げ、起業家支援に力を注いでまいりました。
こうした事業創造への取り組みは、行政が主体となって行うべきものではなく、チャレンジしたいと思う人間を、地方の中核企業が採用したり創業支援をし、そのうえで行政や金融機関が協力していくべきであるというのが私の考えです。

雇用の場は中央の企業の支店や工場という形だけではなく、地方の企業自らが創業や事業革新により創出していくべきだと思います。そのためには、イノベーションや起業マインドを持った人材をIターン・Uターン・Jターンをさせて地方に呼び込む必要があります。
国が行おうとしている「開業率アップ」のために、最も有効な方法の一つがそれであると思います。そうした事業創造の視点を持たずして、中央に依存した意識を持ち続けていては、展望は開けません。

大切なのはイノベーションを起こす、事業創造を行うという気概です。安定を求めるのではなく、チャレンジを良しとする風土を作っていかねばなりません。人は気持ちの持ちようでガラリと変わるものです。
これまでの、閉塞感に満ちた15年、20年を是とする国民は誰もいないと思います。いろいろなことを乗り越えるところに、未来が生まれます。その主な舞台となるべきところが地方だと思います。

地方でベンチャーを創業し、既存企業のイノベーションを起こすことが、最も有効な手段と考えています。まち・ひと・しごと創生会議では、そうしたことを発言してきました。 
地方の中には、少子化の中で衰退しようとしているところがたくさんあります。より幸福感を感じることのできる地方に安定した企業群があって、子供を産み育てやすい環境があれば、日本の未来に光明が射します。
新潟がそのモデルとしてあるために、私はNSGグループの代表として取り組んでゆかねばならないと考えております。

新潟は、たくさんの優れた起業家や経営者を輩出してきた土地柄であります。国からの期待が大いに高まり注目されている今は、まさに新潟の飛躍にとって絶好のチャンスでもあります。
明るい年とすべく、今年一年、精一杯がんばってまいります。

                                      〆