【コラム第114回】新潟脳外科病院がNSGグループ入り

私が代表を務めるNSGグループは、このほど新潟脳外科病院を経営する医療法人泰庸会の全出資持分を取得、経営を引き継ぎました。病院名や法人名は変わらず、診療科目の脳神経外科、神経内科、内科、麻酔科、リハビリテーション科もそのまま継続します。
今後はグループ内の医療機関や福祉機関との連携を図ると共に、外部の医療機関などとの連携も強めていきたいと考えております。

これまでグループの医療機関としては、回復期を中心に診療を行う、新潟リハビリテーション病院と、療養型の豊浦病院がありました。また、退院後の受け皿となる福祉施設を複数運営しております。
今後は、急性期の治療を行う新潟脳外科病院が加わったことで、急性期の治療からリハビリを経て日常生活の復帰へとつながる一連の医療の連携体制が、グループ内で構築されたことになります。

また当グループには、新潟医療福祉大学や医療・福祉系の複数の専門学校があり、医療福祉系の教育を行っております。今後は、グループの他の医療・福祉機関と同様に、新潟脳外科病院におきましても、学生の実習先や就職での連携を図っていくことになります。
優秀な学生の育成には、優れた臨床を行う現場との連携が不可欠であり、そうした面での効果も期待できるところです。

今後は、この新潟脳外科病院もふくめ、その責任の重さを十分に認識し、地域の医療福祉面での一層の地域貢献を果たしてまいりたいと考えております。

                                〆