【コラム127】創立40周年を迎えて

私が創業し代表を務めるNSGグループの、40周年を記念するTV番組が、このほど新潟の民放4局から放送されました。

各局のテーマはそれぞれ「人材育成による地域貢献」「事業創造による地域活性化」「新潟のブランド化のための活動への支援」「地方イノベーションを担うグループの未来」というものでした。

いわばNSGの過去から現在、そして未来を描いた4部作ともいえる番組です。私も放送を見ながらこの40年を振り返り、感慨もひとしおのものがありました。

 

人生の選択を迫られた20歳代のころ、新潟の地域活性化のためになにか役に立てる事業ができないものかと考え、いとこの渡辺敏彦さんと共に教育事業を立ち上げたのは1976年のことでした。

良いときばかりではなく、ボーナスがまともに払えず握手をして許してもらった年もあったほどです。しかしそんな時も、不思議となんとかなると思い、今日までがんばってくることができました。

おかげさまでNSGグループは、所属法人が40、職員およそ1万人を数える組織となりました。番組を見ていて、40年前の寒い日に神社の社務所のこたつではじめての受講申し込みを受け付けた時に、胸を熱くしたのを思い出しました。そしてこの40年間が走馬灯のように蘇り、万感胸に迫るものがありました。

 

「かなえる力」という著書に書かせていただいたことですが、事業をがんばってくる原動力となったのは、やはり「志」であったと思います。この本の帯にはこう記してあります。

「なんとか無難に生きていけばいいという人は、夢や志をもって挑戦し続ける人より、結局、多くの不安や悩みをかかえることになる」

若いときに抱いていた「志」のうち、かなえることができたものもありますが、これからに残された課題や事業もたくさんあります。道半ばであり、ゴールはまだまだ先にあります。

ひとたび胸に抱いた「志」を成し遂げるために、ひたむきに努力し前に進んでいく。その努力の中にこそ、ほんとうの人間の幸せがある。私は常々そう思っています。


振り返ってみればいろんな方とのご縁にも恵まれ、総じてよい40年でした。そしてこれから新しい40年が始まります。新潟を世界一の街にして、全国のモデルケースとする。その志を果たすために、新しい40年の第一歩を踏み出したいと思っております。