社会を変革しようとする学生が集う“SPACE BAMBI”【コラム151】

私が代表を務めるNSGグループでは、今年の春から東京大学赤門前の本郷通り沿いに、学生のグループが集まって議論したりする事ができるスペースを提供しています。

開設のきっかけは、以前よりユーグレナを始めとする東大発ベンチャーに注目していたところに、東京大学の五神真(ごのかみ まこと)総長が掲げる「本郷イノベーション通り」構想を耳にし、「東京大学本郷キャンパス界隈に情報収集の拠点を置いておきたい」と考えるようになったことです。まず今年の年初に経営戦略室を赤門前の本郷BAMBIビルに移しました。経営戦略室の黒田達也室長は、現在東京大学工学系研究科の博士後期課程に在籍しておりますが、その周辺で「大学の施設管理が厳しく、起業や社会的活動を行なおうとする学生たちが集まって議論する場がない」という声を耳にしたことから、同ビルでまだ空いていた2部屋も併せて借り上げ、有意の学生たちに使ってもらおうということにしました。

今年の春頃から、中心的な学生たちが運営主体となり、この部屋を「SPACE BAMBI」と名付け、利用ルールなどを決めていきました。また、できるだけクリエイティブな空間にしようと、東京芸大生と東大工学部建築学科の院生が協力して、手作りで部屋をリノベートしました。そして、何らかの形で社会を変革していこうという意識の高い学生を中心に利用会員として勧誘をはじめ、夏の終わりには60名を超える学生会員が登録するにいたりました。

 

9月末には、晴れてオープニングパーティを開催し、30名を超える学生会員が参加しました。私はリーダー育成や地方イノベーションに対する思いを学生達に伝え、学生達からは、それぞれの夢や事業計画を聞かせてもらいました。

 

そして11月現在、「SPACE BAMBI」の会員は130名を超え、既に2社が登記するまでになっています。会員にはTEDxUTokyo、Bizjapan、STeLA、東大ハッカソン、東大i.schoolなど著名活動団体の主力メンバーが多く含まれ、団体同士の交流も盛んになってきているようです。

この「SPACE BAMBI」で得た情報や人脈は、既に新潟にも還元されはじめており、今後ますますその流れは大きくなってくるものと期待されます。