【コラム第15回】第5回ミッション経営大賞を受賞して

 本年3月に慶応義塾大学名誉教授の小野桂之介先生がコーディネータをされている「ミッション経営研究会」からミッション経営大賞を頂きました。
 この賞は、社会的使命(ミッション)に基づいた経営を展開し、顕著な成果を挙げてきた企業家を表彰するものだそうです。私にとって身に余る光栄です。
 これまで、第一回に堀場製作所 堀場雅夫会長、その後、YKK株式会社 吉田 忠裕会長、株式会社林原 林原健社長、テルモ株式会社 和地孝会長といった各界で活躍されている方が受賞され、私が5回目の受賞です。
 『ミッション経営』とは、あまり聞きなれないかもしれませんが、社会的使命感に基づいた経営のことで、この研究会はその普及を目的とし、東洋経済新報社の後援を得て1999年以来、定例研究会、シンポジウム、関連書の出版などを行っています。
 受賞理由は、1つ目に「学習塾や各種専門学校のほか、高校、大学までを擁する新潟総合学院教育事業グループ(NSG)の代表としてこれまで多くの若者たちの成長を支援する一方で、医療法人・社会福祉法人の経営に携わり、年々増加する高齢者の健康維持と介護体制の充実にも取り組んでいる」、2つ目に「J1サッカー・アルビレックス新潟の代表取締役として、地元市民のサポートを喚起しつつ同チームを育成することにより、新潟県におけるプロ・スポーツの振興に大きく貢献、また日本初のプロ・バスケットボール・チーム『新潟アルビレックス』を創設し、プロ・バスケット『bjリーグ』の発足にも尽力してきた」、3つ目に「異業種交流会501の会長として、ベンチャー企業を創出し育成する活動にも積極的に取り組んでいる」、という以上3点です。
 新潟の活性化をテーマに取り組んできた様々な活動の結果を社会企業家として、認めていただき、また、こうした経営活動が財務的経営成果のみならず、顧客への価値提供、従業員の働きがい、より良い社会実現への貢献を調和的に実現しようとするミッション経営の理念に沿うものだということで評価していただきました。
 「世のため、人のため」になる経営を実践した企業家を表彰するというのがこの賞の主旨ですが、この栄誉ある受賞に恥じないように精進して参りたいと思います。

池田 弘