【コラム第14回】新潟からの挑戦 プロ野球独立リーグ「北信越リーグ(仮称)」

 来春開幕を目指すプロ野球独立リーグ「北信越リーグ(仮称)」の構想発表記者会見が5月15日、新潟市内で行われ私も強く支援する立場で同席させていただきました。
 このリーグは「野球を通じて地域の活性化を図る」という方針を持ち、昨年春開幕した四国4県による「四国アイランドリーグ」に続いて2番目の独立リーグになります。新潟、富山、石川、長野の4県にそれぞれ1球団ずつ球団が創設され、来春から県営・市営球場を使用し72試合のリーグ戦が予定されています。
 創設される球団は、地域密着で新潟に強く根付いたJリーグ アルビレックス新潟のノウハウを取り入れ、企業単体がチームを持つのではなく地元複数企業が出資企業となり、地域後援会を基盤としたサポーター組織によって支えられる地域密着型球団を目指します。
 7月にリーグ運営会社「ジャパン・ベースボール・マーケティング」が設立された後、8月には新潟県の球団として、新潟で愛されているアルビレックスの名称を共有する「新潟アルビレックスベースボールクラブ」が誕生します。サッカー、バスケットボール、チアリーダーズ、ランニングクラブ、スキー・スノーボードに続き六番目の「アルビレックス」です。新潟の「おらがチーム」がまた一つ増えることになります。
 新潟出身で野球界にも幅広い人脈をお持ちの漫画家 水島新司先生もリーグアドバイザーとして全面協力をして下さいます。新潟を離れても新潟を大切に愛し新潟発のこのリーグに惜しみないご協力をしてくださるお気持ちをとてもうれしく思います。
 このリーグの設立は地域の野球関係者から大きな期待が寄せられています。エンターテイメントとしての野球への期待はもちろん、高レベルな試合を目の前で観ることが野球に携わる人たちの技術向上につながるからです。各チームの監督・コーチは元プロ野球選手を招聘する予定で、選手も新人はもとより元プロも採用するということなので当然レベルの高いものになるでしょう。
 スクールや野球教室も今後の視野に入っています。地域の子供達への影響は大きいものと思います。 リーグ構想は始動したばかり、実現させるにはまだまだ課題はたくさんあります。しかし、新潟は早起き野球の規模が日本一だということですので、「観るスポーツ」としての野球も早々に地域密着で根付き、必ずや新潟を元気にしてくれるでしょう。
 この新潟からの挑戦、ぜひ皆様の応援を宜しくお願い致します。

(記者会見風景 写真提供:北信越リーグ設置準備室)

池田 弘