【コラム第87回】 シンガポール訪問

 11月22日から4日間の日程で、シンガポールを訪れました。今回のシンガポール行きは、「日本ニュービジネス協議会連合会」と「和僑総会」の交流締結が主たる目的で、無事「友好団体協定調印」を行う事ができました。今後は交流へ向け大きく前進する事が期待されます。
 今回の調印は、「和僑会」のイベント「第4回和僑アジア大会2012INシンガポール」の会場となったシンガポールで行われました。
 今回日本ニュービジネス協議会連合会と交流締結を行った「和僑会」は、アジアを中心とした世界各地に単身乗り込み、その地で起業しビジネスを行っている皆さんが、ネットワーク作りや相互支援を目的として立ち上げた組織です。海外でのビジネスを目指して起業する人や企業の育成と支援も行っています。
 アジアを中心に海外に11か所、日本国内に9か所の組織を持っています。
 今回の「第4回和僑アジア大会2012INシンガポール」は、「海外から日本を支える~変革を促す和僑・ウミガメたち」がテーマ。
 外洋で大きく成長し故郷の砂浜に帰るウミガメたちが、日本の内外で変革を起こし、日本の文化や郷土を支える次世代として活躍していくイメージを共有しようというものでした。
 今回のシンガポール行きでは、この「第4回和僑アジア大会2012INシンガポール」の分科会からの依頼があり、アルビレックス新潟シンガポールの是永社長と「若者は一秒でも早く海外に出るべき」という演題で対談する機会を持つ事ができました。
 グローバル化が進む中、中小企業も外国企業と戦って行くには、アジアを中心に海外に打って出ねばならない時代となりました。
 アルビレックス新潟シンガポールは、その先陣としてシンガポールに進出しました。今年はシンガポールリーグで3位と言う好成績を収める事ができました。
 この大会では、シンガポールなどアジア各国で創業した企業のケースあれこれに触れる事ができました。
 様々な規制・制度や慣習で秩序が出来上がっている日本での創業も確かに大変です。しかしアジアでの起業は、日本の同質化社会の中での創業と違って、宗教も違う異文化の中で一から作って行くわけですから、日本での起業とは違う意味での大変さがあると思います。
 現実にはそういう条件下で創業してチャレンジし成功を収めている日本人がいる。素晴らしい事だと思います。
 今後はアジアの国々とのネットワーク作りを、私が会長を務める日本ニュービジネス協議会連合会としても積極的に取り組んでまいります。
 人口増のメリットもあるアジアは、今後世界経済の成長の先端になり、経済の重心は西欧からアジアへ移って行く事が予想されます。
 日本は世界の二大消費大国である中国とアメリカと海ひとつ隔てて対峙し、アジア諸国とは海路で比較的短距離で結ばれています。こうした好条件を生かすも殺すも、我々次第です。
 グローバル化は時代の流れの中必然です。目を見開き世界を見て、多くの若者が海外へ出てチャレンジするようになってこそ、日本の明るい未来が切り開かれていくと思います。


池田 弘